しんじょう君がお出迎え、あっさり目の鍋焼きラーメン「すさき駅前食堂」

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レトロな外観にレトロな内装、玄関マットはしんじょう君

JR須崎駅のすぐ前の交差点にある鍋焼きラーメンが主力商品の食堂です。車で行った際には3件となりぐらいの敷地が広い駐車場になっていて10台ぐらいは停めることができます。店内は小上がりになった座敷席と4人掛けのテーブル席が各4つぐらいあります。店内は昔のホーロー看板やレトロなポスターが貼られていて昭和ノスタルジーを演出しています。入口玄関マットは須崎市のご当地ゆるキャラ「しんじょう君」が描かれた特注品です。

メニューと食べ方指南書

メニューの主力商品は、鍋焼きラーメンとちりめん丼です。それ以外にも鍋焼きラーメンが鶏ダシであることと関係があると思いますが、親子丼や鶏の炒め物、ちょっと変わった所では鍋焼きラーメンにうつぼの入った「うつぼラーメン」なんての須崎らしいメニューです。

メニュー以外にも、須崎市民の食べ方と書かれた鍋焼きラーメンの食べ方指南書がテーブルに置かれており、それによると鍋焼きラーメンの食べ方は卵の取り扱いによって3種類の食べ方があるようです。
ちなみにいつも私は、「卵最後」の食べ方で食べています。それも、ラーメンが来たらすぐに土鍋の下の方の麺を持ち上げ卵の上にそっと掛け布団を着せる要領で麺をかぶせて、その後は卵を割らないように麺を食べ進め十分卵に火が通ってから最後に頂く方法です。こうすることによりスープと一緒に固まっただし巻き卵的な半熟茹で卵が出来上がり、最後の〆に特別感のある卵を味わうことができます。

他のお店と比べてもあっさり目が特徴的

鍋焼きラーメンの並(648円)を注文、他にお客さんがいなかったのですぐにぐつぐつ言わせながらの到着です。
具材は、鍋焼きラーメンの最もスタンダードな具材である卵、ネギ、竹輪が入っています。鶏肉は親鳥ですがもも肉の大きめに切られたものが入っていました。できれば親鳥のもう少し硬い部分を小さ目に刻んだものも入っていれば鶏の味がもっと楽しめるように思いました。
この日はラーメンの上に黄身が2つ乗っています。二黄卵を仕入れていたようで後から来たお客さんの卵も黄身が二つ乗っていました。いい日に当たってちょっとラッキーです。
スープは、当然鶏ガラベースの濃い口醤油味で、ダシそのものはよく出ていますが鶏臭さはかなり控えめのあっさり味、鶏か出た油も表面に浮くには浮いていますがそれでもあっさり目な方だと思います。全体にとんがった特徴がないのがこちらの鍋焼きラーメンの特徴の様です。
駐車場も広く行きやすい場所にもありますので、橋本食堂やまゆみの店などの人気有名店へ行かれたことがある方はこちらも試してみてはどうでしょうか。

お店の情報

すさき駅前食堂
住所:高知県須崎市原町1-5-20
電話:0889-40-4433
営業時間:10:00~15:00頃
定休日:水曜・第二火曜

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