広島市横河駅徒歩5分のハラペーニョトッピングやテキーラが特徴的なラテン系お好み焼き店「ロペズ」

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ラテン系の雰囲気がする変わったお好み焼き屋さん

 以前からずっと行きたいと思っていた横河駅から歩いて5分ぐらいの青八昌系のお好み焼き屋さんです。ミシュランガイドでビブグルマンとして掲載されている広島エリアお好み焼き店5店舗の内のひとつです。
 こちらのお店「ロペズ」は、南米のグアテマラ出身の方が大将です。八昌できちんと修業した後に、独立し、お店は今年の3月で開店20年だそうで結構老舗そのために、お弟子さんも各地にいるそうで、四国の愛媛にもお弟子さんが店を出しているそうです。
 メニューには、モスバーガーでもお馴染みのメキシコの唐辛子「ハラペーニョ」をお好み焼きにトッピングすることができのがちょっとかわっていますし、ご主人が、日本の職人気質のイメージ(寡黙で気難しい)とは真逆の非常にフレンドリーで会話が弾むお店の雰囲気が特徴です。
 ずいぶん前から気になってはいましたが、これまで行けなかった理由は、観光客の私たちとしては非常に行きにくいタイミングでの営業日時であることです。土日祝は休み、昼の営業は火曜と木曜日のみとなかなかハードルが高いです。
 お好み焼き以外にも南米のシチューやソーセージなど唐辛子の効いたメニューとテキーラ、メスカルといった南米のお酒が置いてあることからも夜、お好み焼と一緒に辛い料理とそれに合うお酒を楽しむお店なのかもしれません。機会が有れば、お好み焼き目的というより呑み目的で行ってみたいです。

メニューはあまり多くないので注文が決めやすい

 お好み焼きは、豚玉のみですが、麺を入れない、入れるならそばを入れるかうどんを入れるかでまず選択があります。それに、トッピングとして具材に生のイカを追加、乗せる具材としてイカ天、チーズ、モチ、ネギよくあるんですが、なんといっても特徴的なのはハラペーニョです。注文するとお好み焼きが焼き上がり、ソースをかけた後に小さく刻んだハラペーニョのピクルスをたっぷりと乗せてくれます。
 オリジナルメニューとしてメキシコや中南米の料理、鉄板焼きは牛肉やホルモンの鉄板焼きが用意されており、夜だとお好み焼きでお腹を張らせるのはもったいないようなメニューとお酒が並びます。

野菜の甘さ、ソバの風味、卵、ソース、お好み焼き全体でまとまった美味しさ

 昼営業の開店時間は、11時半からですが11時の時点で鉄板の上には沢山のお好み焼きが出来上がりつつあります。どうやら持ち帰りの注文も多いみたいです。11時10分ごろ店内から声がかかり入店しました。
 お好み焼きは、たっぷりの大きめに切られたキャベツをじっくり蒸し焼きにしながら火を通して調理するために非常に野菜の甘さが引き立ったお好み焼きで、少し甘めのソースとしっかりと歯ごたえの残ったソバ、トロっと半熟に残った卵の黄身の風味が全体的にまとまって非常に美味しいです。ハラペーニョは、ピリッと適度な辛さと唐辛子、お酢の香りがアクセントとして非常に有効に働いています。チーズを入れるとクリーミーな味わいと牛乳の香りがソースに加わってまたちょっと違った美味しさが味わえます。

お店の情報

ロペズ
住所:広島県広島市西区楠木町1丁目7−13
電話:082-232-5277
営業時間:11:30~14:00(火曜・金曜のみ)  16:30~23:00(月曜から金曜)
定休日:土曜日・日曜日・祝日

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