モッチリ手打麺が特徴的な新大阪駅近くの人気ラーメン店「やす田」

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新大阪駅近くにある手打で作られた麺を使用するラーメン

新大阪駅の東口から歩いて5分程度で行くことのできる場所にあるんですが、昼しか営業していないために意外と行きづらいお店です。月曜日を除く毎日11時半からオープンで14時半まで、手打麺の為に麺の準備が昼の営業分で精いっぱいなんだそうです。確かにスープだけでなく麺まで店主の手作りだと仕込み時間がいくらあっても足らないような気がしますね。
11時半からなので11時ちょっと過ぎにお店の前で待ってると少し早めの11時25分ごろ準備ができた様で呼び込んでいただけました。店内は、カウンターと小さなテーブルの12席しかない小さな店内で、この日はカウンターのみ使用の6席で営業していました。オープン後15分もたてばカウンターは埋まってしまいその後の方は入口近くの椅子で順番待ちとなっていました。オープン前の順番待ちは、名前を記載する紙なども無くお店の前で並んでの順番待ちとなります。この日は特に並ぶわけ度も無くお店の周囲に3組ほどのお客さんが思い思いの場所でオープンを待っている状況でした。

ラーメンの種類は2種類「塩と醤油」

手打麺が特徴のこちらのお店、スープの種類は2種類で塩と醤油のどちらもシンプルな麺の香りを最大限に活かすことのできる味付けのものです。
ラーメンの役者としての役割が通常のものより麺寄りでスープは麺の特徴を活かすための共演者の役割が強いのがこちらのラーメンの特徴です。
メニューはお店の入口とカウンターに置かれています。塩にはイリコ、醤油にはカツオの文字が添えられておますが、元のスープは共通で鶏や野菜、イリコ、鯖、ウルメなどを使用したあっさりとしたスープが使用されています。そのスープに塩だれや醤油と鰹節を加えて和風テイストのあっさり旨味のスープが出来上がっています。

麺がホントにもっちもち、小麦の香りと讃岐うどんのようなコシとのど越し

塩ラーメンが、メニューの最初にありますので醤油、塩のどちらを最初に食べるべきか悩みましたが、やっぱり塩の方に決めました。
見た目は非常にシンプル、メンマ、チャーシューの具材にネギの焼き実が多めに乗っています。綺麗な透き通ったスープに油が少しだけ浮かんでおり味わう前からあっさり味が分かります。鶏ダシとイリコとネギの香りが食欲をそそります。
麺は、手打ちうどんに通ずるコシとラーメンの太麺が持つ弾力感がお箸でつまんだだけで伝わってきます。縮れ具合とつるっとした表面の触感が独特ののどごし感を作り出しておりこちらのお店のラーメンを特徴付けています。
あっさりとしたいくらでも飲めそうなスープと独特の食感の手打麺が癖になる美味しさです。こんなラーメンはここのお店でしか食べる事のできない特徴的な美味しさです。
醤油の方は、ベースのスープは共通でも、塩にはない鰹節のトッピングが強烈な鰹節の香りとじわっとしみだしてくる鰹節の旨味で味変が楽しめつつの醤油のコクと香りが加わった感じです。
どちらを選ぶかは好みでしょうが、麺が特徴的なので麺の香りをより感じるのであれば最初は塩味でしょうか。

手打らあめん 塩
手打らあめん 醤油

お店の情報

手打ち麺 やす田
住所:大阪府大阪市東淀川区東中島1-21-2 新大阪ハイツ106号
電話:06-6323-6628
営業時間:11:30~14:30(L.O.)
定休日:月曜日

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