魚のダシで食べる高知のラーメン「土州屋」

帯屋町横の路地裏にある高知のラーメン屋さん

ここ数年の高知市はラーメンのお店のちょっとした出店ブーム、こちら土州屋さんはそんな中でもちょっと古株の人気店です。
土州とは、土佐藩の別の呼び名で高知の事を指していますので現代に訳すると高知屋といったところでしょうか？
その名前からもわかるように高知のラーメンを提供していただけます。徳島ラーメンや尾道ラーメンの様に一般的に認知されている高知ラーメンはありませんが、ここ数年は魚からダシを取ったラーメンをメインで新しく出店されるお店も多く人気のようです。こちらのお店も魚のダシに鶏や豚のダシを加えたラーメンで土州と言えばやっぱり魚は鰹でしょうか。そういえば、大橋通の「とがの」でもかつおラーメンと言うのがありましたけど、あまり鰹推しのラーメンって少ないですよね。

場所は帯屋町チェントロの西端あたりの帯屋町商店街より南に延びた路地を15mほど入った辺りです。お店の前から帯屋町商店街を見ると帯屋町チェントロの1階にあるローソンが見えます。お店の前には中華そばと書いた立て看板と大きな暖簾が目印です。

店内は、カウンター席が奥へ1列７名分ぐらいと奥に座敷がテーブル２席程度の広さです。平日の昼時は一人で来られているサラリーマン風のお客さんが多いですね

お店前の路地
入口看板
入口メニュー

中華そばは、魚粉の効いたラーメンと中華そばのハイブリッド

今回は初めてなので中華そば(700円)を注文してみました。麺は中太の縮れ麺です。具材は、焼きのり、メンマ、青ネギ、チャーシュー、煮卵半分と魚粉が掛かっています。魚のダシと鶏、豚のダシでしょうかちょっとトロっとしています。塩味が全体に強めの醤油味です。
魚粉の香りが非常に香ばしくスープのダシは強すぎず嫌みの無い感じ、全体的に味のバランスとしては塩味が強い感じがしました。このスープのダシだと味噌味も非常に魅力的です。
　