島根県出雲地方の神在餅発祥説を支持する「ぜんざい学会」の壱号店

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出雲大社参道の商店街にあるぜんざい専門店

出雲大社の表参道・神門通沿いにある日本ぜんざい学会のお店です。こちらの説明によると旧暦の10月に行われる「神在祭(かみありさい)」で振舞われる「神在餅(じんざいもち)」が出雲弁のズーズー弁で訛って(ずんざい)さらには(ぜんざい)となって京都に伝わったのがぜんざいの始まりだそうです。ウィキペディアにはもう一つ発祥説が書かれてあり1つは仏教用語である「善哉(ぜんざい・よきかな)」を由来とする説だそうです。一休宗純が最初に食べたとされ、この食べ物の美味しさに「善哉」と叫んだ事から名称とされた。
店内は4人掛けテーブル2つ、6人掛けテーブル1つと、席数少ない小さなお店で達磨や恵比寿の置物や昭和レトロな内装が特徴的です。

お品書きはぜんざいだけ

メニューは基本的な温かいぜんざいを出雲ぜんざいと呼んでるようで、それに紅白の焼き餅のはいった縁結びぜんざいと茹でたお餅を入れたご縁ぜんざい、夏季限定の冷製ぜんざいは紅白の白玉が入っています。それにアイスクリームが入ったものや俳優の中井喜一さんがリクエストしたと言う焼き紅白餅のはいった中井貴一スペシャルがあり600縁(えん)~750縁(えん)です。

ぜんざいはチョッと甘め

ぜんざいは砂糖が貴重品だった昔風の造りなのかチョッと甘めの仕上がりです。紅白の白玉と小豆の食感が非常に美味しいです。ちょっと甘めの仕上がりなので胡瓜の浅漬けがさっぱりと箸休めに非常に合います。
冷製の方が甘みを感じにくいのか少しさっぱりした仕上がりに仕上がっています。

お店の情報

日本ぜんざい学会 壱号店
住所:島根県出雲市大社町杵築南775-11
電話:0853-53-6031
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休

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