東海道大森宿で300年続く和菓子屋さん、特製黒蜜で食べるフワフワお餅の名物あべ川餅「餅甚」

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大森名物「あべ川餅」

東海道大森宿にあたる京浜急行線平和島駅から歩いて5分ほどの場所にこちらのお店が有ります。享保元年(1715年)に創業のお店で当時は茶店を営んでいたそうです。この辺りは古いお店が多く残っており特に海苔屋さんが多く近くには創業300年の海苔屋「海苔の松尾」も有ります。
現在の餅甚さんは、老舗の和菓子屋さんとして営業されており看板商品は「あべ川餅」が非常に有名です。店頭の張り紙や幟もあべ川餅のものが多いんですが、栗むし羊かんもなかなか推されていますのでこちらも気になります。

店内は、所せましと和菓子が並べられています。名物のあべ川餅を筆頭にどら焼き、栗まんじゅう、栗むし羊かん、わらび餅など和菓子屋に定番のお菓子が一通りそろっています。
今回は、あべ川餅とどら焼き、和菓子の詰め合わせで「大森 遊菓里(ゆかり)」を購入しました。栗むし羊かんは非常に悩ましいところでしたが購入しませんでした。

名物 あべ川餅は、自宅用にも手土産にも最適

あべ川餅は、折り詰めに餅、きな粉、黒蜜が分かれて詰められています。お餅30個入りで1,200円でしたので一つ当り40円です。手土産として利用するなら一人当たり3個から5個ぐらいで考えてみるのが丁度の量だと思います。消費期限は購入日を含めて2日だったように思います。お餅なのですぐに食べないと食感が変わりやすいですからね。

大皿にお餅30個と付属のきな粉、黒蜜を掛けてみました。お餅が非常に柔らかくフワッとした感触です。餅自体は強い味がないんですがとにかく食感がふんわりと特徴的です。きな粉はかなりきめ細かい粉になっており香ばしい香りが強めのきな粉です。それらに掛ける黒蜜が非常に特徴的で黒蜜なのに蜂蜜的な香りと黒糖のミネラル感のある味わいが非常に美味しいです。

どら焼きは、餡子が少し甘めの粒あんで全体の大きさは小さ目のものです。皮の香りも香ばしくて食欲が増します。

季節の和菓子詰め合わせの遊菓里(ゆかり)は、5種類の和菓子の詰め合わせ。こちらのお店の和菓子を一通り味わうのにはお勧めのセットです。

お店の情報

餅甚
住所:東京都大田区大森東1-4-3
電話:03-3761-6196
営業時間:8:30〜19:00
定休日:火曜日

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