イタリアマンマの味が自慢のピッツェリア「ピッツァ モーレ」

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四国中央市の新居浜寄りのお店。周りは畑が多い。

四国中央市は、前にも書きましたがハイレベルなピザ屋さんが3軒もまとまってある町です。ここピッツァモーレもその一つで昨年発行されたミシュランガイド広島愛媛2018特別版でも見事ミシュランプレートとして紹介されています。残り2軒のお店「エイゴロ」は真のナポリピッツァ認定店、「フォルマーノ」はここと同じくミシュランプレートです。一口にナポリピッツァと言ってもそれぞれに個性がありますので食べ比べが面白いと思います。

畑の中に建つ黒い壁とイタリアの国旗の外観が印象的です。入口にはこちらのシェフ、ピッツェリアなのでピッツァイオーロと言った方がいいんでしょうか。そのピッツァイオーロの肖像画が掛かっています。イタリアの方だそうです。何かの記事で見ましたが、こちらに開業される前は、JR小松駅前に本店がある愛媛の大人気洋食店「マルブン」の系列ピッツェリアで働いていたそうでイタリアでは家具のデザインスクールを卒業しオーダーメイドの家具職人をされていたとか。
お店の名前は、肖像画の周りに書かれているPIZZAMOREのAMOREの部分が赤字で書かれていますのでピザにアモーレ(愛)って事からきているようです。

店内は、木をふんだんに使った内装で入口を入った所の真ん前にピザ窯が置かれています。内装や使用されているテーブルや椅子は家具職人の経験を活かしてデザイン、制作されたものがほとんどのようです。
椅子とテーブルの席以外もじゅうたんが敷かれた座敷的な席もあります。

メニューは、ピッツァがメインですがそれ以外にも前菜、パスタ、窯焼き料理、ドルチェが用意されています。

今回は夕方行きましたが、ランチタイムは、ランチセットが用意されているようです。

イタリアマンマの味

こちらのお店は、フンワリ軽い系のナポリピッツァでトマトソースのさっぱり感やチーズの旨味、生地の食感はホント軽くてスイスイお腹の中に入って行ってしまう感じ、ドミノピザなどのアメリカンピザの対極に位置する食感です。焼けた小麦粉の香りも非常に良く冷める前に一気にいただけました。

今まで食べたピッツァの中では、お店の雰囲気や値段設定は全然違いますが、東京の永福町で食べた「マッシモタヴィオ」のピッツァによく似ているような印象を受けました。
マッシモタヴィオさんもイタリア人でこちらの店主ダビデさんもイタリア人、幼いころからの食生活による好みの味がよく似ているんでしょうかね
永福町の超有名店と共通した系統の味がこちらでも味わえる。そう考えると、ピッツァの味を楽しむならこちらのお店のマルゲリータD.O.C.とかはかなりお得な感じがしますね。お店の雰囲気や格式が全く違いますけどこっちでは1,420円がマッシモタヴィオでは2,250円しますからね。

飲み物にエスプレッソを注文しました。こちらでコーヒーを飲むのなら通常のドリップ方式のコーヒーが良いと思います。エスプレッソコーヒーの香りが弱くコクも少ないです。ピッツァが美味しいだけにちょっと残念でした。

窯焼き肉料理の盛り合わせは香辛料の香りや使い方が一般的な日本人の作るイタリア料理と違っていてどれを食べても美味しいです。
ポテトの付け合わせも美味しくアルコールにも良く合います。2名で分け合って食べるのに丁度の料理でした。

お店の情報

ピッツァ モーレ
住所:愛媛県四国中央市土居町天満2097-6
電話:050-5597-1701
営業時間:11:00~14:30   17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日:月曜日・火曜日

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