西条の地元素材を使った本格イタリアン「オステリア アリエッタ」

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西条駅より車で5分ぐらいの場所にあるイタリア料理店

西条駅より西へ車で5分ぐらいの場所にあるイタリアンのお店「アリエッタ」です。ミシュランガイド2018年広島・愛媛特別版でミシュランプレートとして紹介されています。
店内はテーブル席が5つだけ10名ちょっと入ればいっぱいの小さなお店で、オーナーシェフと奥様の二人で営業されています。
一度に大人数の対応は時間がかかりそうですので、できればランチタイムも予約して行った方がいいと思います。

どの料理も非常に美味しく大満足

ランチメニューは、パスタランチ(1,500円)とコースランチ(2,700円)の2種類でパスタランチには別料金で野菜スープや小前菜を付けることができます。
ランチコースは、パスタランチ(1,500円)に小前菜とメイン料理が付いて1,200円の差額料金です。小前菜の追加料金が350円ですのでメイン料理は850円ってことになりますね。
ランチの量としてはパスタランチでも十分な量だと思いますが、余裕があればパスタランチには小前菜を付けて1,850円でいただいた方がおなかも料理のバリエーション的にも満足度が高そうです。コースランチはこのパスタランチに結構なボリュームのメイン料理が付きますので正直ちょっと量が多いかなと思いました。けれどもこのメイン料理が非常に美味しいので可能であれば二人で行って量をたくさんは食べられないのでってことを伝えたうえで一人がパスタランチ+小前菜、もう一人がコースランチを注文しメインをシェアさせてもらった方が食べ過ぎで苦しくならずにいいと思います。

小前菜とはいえ9種類

前菜は、小前菜と言いつつも1つのお皿に9種類の料理が乗っています。どの料理も個性的で味わい深いです。時計12時の位置にあるイタドリのトマト煮は食用にしない地域もある山菜のイタドリをイタリアン風の前菜に仕上げたもので歯ごたえとトマトの旨味が個性的でした。2時の位置は砂ズリの胡椒炒め、4時の位置にあるのはトマトのパンナコッタです。デザートのパンナコッタがトマトを使ったおかげで前菜にふさわしい味わいとなっていました。6時の位置からはビーツの煮物、春キャベツのオムレツ、茄子のトマト煮が並び、9時の位置にある鰆の白子は独特の食感と風味、中央の黒いのはイカ墨のゼリーでイカ墨のコクを活かしたちょっと見た目にもインパクトのある前菜でした。

3種類から選ぶパスタ

パスタは3種類から選びます。今回は冷製のロングパスタとこちらの名物のタコのミンチを使ったショートパスタを注文しました。蛸のミンチとトマトソースのパスタはこの店の名物で秋冬の手長タコが取れる時期には手長タコでのソースが楽しめます。パスタの種類はこの日はショートパスタのフジッリでしたがロングパスタのスパゲッティを使ったものが提供されることもあります。ミンチにすることで非常に濃厚なタコの旨味と濃いめに仕上げたトマトの旨味が非常に美味しいソースです。
今回の冷製パスタに使われているエンドウ豆のペーストとフレッシュトマトのパスタは、エンドウ豆の香りと甘み、フレッシュトマトの酸味の効いた旨味が大きめのツナの塊と非常に美味しいソースでした。冷製のリングイネの歯ごたえも美味しさの決め手となっています。

この日のメイン料理は、猪か金目鯛

この日のメイン料理は、なんと肉料理がジビエの猪、大三島産だそうです。丁寧に食肉のための処理がされていて獣臭さは全くありません。脂身の量も丁度いい具合の割合です。付け合わせはイタリアンパセリの香るジャガイモです。

魚料理は金目鯛、パリッと焼けた皮が非常に美味しく身はフンワリと硬くならずに焼けてます。噛みしめるたびに魚の旨味があふれ出す美味しさが印象的でした。

 

デザートは愛媛らしく甘夏みかんやレモンを使ったデザートでさっぱりと仕上がっています。
盛り合わせされている種類は4種類、パイナップルとヨーグルトのシャーベット、レモンとホワイトチョコのケーキ、甘夏のゼリー、甘夏の皮の砂糖漬け、パンナコッタでした。

お店の情報

オステリア アリエッタ
住所:愛媛県西条市古川甲259-1
電話:0897-53-1964
営業時間:11:30~14:30(L.O.13:30) 17:00~21:30(L.O.20:30)
定休日:火曜日

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