いなり寿司、干ぴょう巻きが人気の人形町にある寿司屋「志乃多寿司総本店」

Pocket

老舗の寿司屋は意外とモダンな外観

人形町の甘酒横丁沿いにあるいなり寿司が有名なお寿司屋さんです。見た目は、このようにかなりモダンな外観です。入り口横にお寿司の見本が飾られたショーケースがあります。店内に入ると色々なお寿司の組み合わせの例が沢山見本として置かれたショーケースがあり、これを見て注文をするといい様に思います。もちろん、お目当てのお寿司を幾つと言った個数を指定しての注文もできるようですが、この組み合わせ例を見て注文した方がイメージがつかみやすくいい様に思いました。けれども、組み合わせ例が多く注文には時間がかかっている方が多いです。
とりあえず、名物のいなり寿司と干ぴょう巻き、黄色い色が非常に目立っていた黄菊を注文することに決めていましたのでこれらの組み合わせがあるものを探して注文しました。

激しい目移りで注文がなかなか決められません

店内は、お寿司の詰め合わせ見本が沢山並んでいます。いなり寿司と細巻きが干ぴょう、鉄火、カッパ、太巻きに、見た目がインパクト抜群の玉子の巾着寿司の黄菊、チラシ寿司、鯖寿司などと握りずし以外の主な寿司が並んでいます。
これらの組み合わせで見本が作られていますので種類が多いです。とりあえず、助六的な組み合わせが無難じゃないかと思います。

折り詰めは扇の包み紙

いなり寿司と干ぴょう巻きの組み合わせと、黄菊の2個入の折り詰めを注文しました。東京のこういった老舗のお店の包み紙は非常の意匠が凝っていてどこのお店のものもきれいです。
銀座のたちばな空也などもなかなかいいですよね。そのうちマツコの知らない世界で特集されるかもしれませんね。こちらのお店の包み紙は扇の組み合わせがモチーフとなっています。

いなり寿司と干ぴょう巻きは流石の美味しさ

こちらのも店の名物のいなり寿司は、通常のいなり寿司の揚げより少し薄めの揚げが使われています。薄めの揚げですがしっかりと味が付けられており黒糖の香りがほのかに香る甘すぎない味付けが美味しいです。いなり寿司はお店によっては煮汁をたっぷりと含んだジューシーな揚げが特徴的なお店もありますがこちらのはすし飯のご飯粒もしっかりと味わえる揚げとご飯のバランスが絶妙です。

干ぴょう巻きが、これまた美味しく海苔の香りと歯ごたえと干ぴょうの歯ごたえに少し甘めの味付けがさっぱりとしたすし飯を引き立てています。干ぴょうはお店で味付けされたものが袋詰めで販売されてはいるものの、この干ぴょう巻きの特徴は海苔にあってこの海苔の香りと歯ごたえがこの干ぴょう巻きを完成形にしてくれているように感じました。

黄菊はこちらのお店ならではの特徴的なお寿司

こちらのお店のショーケースで最も目を引いた存在がこの黄菊です。黄菊は真っ黄色の四角い塊に昆布のひもが結ばれていて何が入っているのか見た目では全く謎のお寿司です。
中身を切って見てみると黒ゴマ、金ゴマの寿司飯に栗、海老が入っています。黄色の卵焼きは均一な厚さで均一な黄色の職人芸が光る美しさです。
すし飯は酸味が少なめですが、胡麻の香りが強く独特の風味を持った特徴的なお寿司でした。

お店の情報

志乃多寿司総本店
住所:東京都中央区日本橋人形町2-10-10 メインステージ日本橋人形町 1F
電話:03-5614-9300
営業時間:9:00~19:00
定休日:年中無休(元日休み)

Follow me!