成田市印旛沼干拓地にうなぎ屋が並ぶ鰻街道、その一番人気店「い志ばし」(いしばし)

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印旛沼干拓地の鰻料理屋

 成田市は、ゆるキャラのうなりくんでも鰻がモチーフになっていることからも分かるように鰻が名物の一つです。特に、成田山新勝寺の門前には、いつも参拝客でごった返す「駿河屋」や「川豊」といった名店が有名ですが、印旛沼周囲の干拓地を通る国道464号線沿いには鰻屋が沢山あります。印旛沼ではウナギの養殖が非常に盛んだった為のようで周囲には鰻料理のお店が立ち並んだようです。そういえば、私の地元、高知でも人気の鰻店「かいだ屋」や「かね春」も物部川や仁淀川の水を使ったウナギ養殖の盛んだった地区にあります。鰻産地ではどこでも1件や2件の名店があるようですね。

 今回、行ったのは国道464号線沿いの数ある鰻屋さんの中でもいつも行列が絶えない長時間の待ち時間を覚悟していく必要があるという「い志ばし」へ行ってきました。正直、都内から京成を利用して新勝寺へ参拝という通常の成田への訪れ方では行くことが非常に困難な立地で自家用車又はレンタカーで移動じゃないと往復のタクシー代が恐ろしいことになりそうな場所にあります。駐車場は、お店の裏かお店の隣の家を挟んだ場所にあり、10数台は停めることができます。
 直接車で行った感想ですが、まず、お店が地味で分かりにくいです。実は、今回、カーナビに到着と言われ、「い志ばし」だと思って前のお店「かどかわ」の敷地に入り車を停めて店内のウェイティングリストに記入したところで店名が違う事に気が付き慌ててあたりを見渡してお店を発見しました。初めての場合は、前の「かどかわ」の方が駐車場に停まっている車の列も存在感がありますので間違って入らないよう注意が必要です。

外観

注文は、お店裏の駐車場側で

 お店裏の駐車場に停めた場合は、駐車場わきに、メニューと順番待ちをする椅子が並べられていますのでそこで注文して待ちましょう。お店の隣の駐車場へ停めた場合は、国道側のお店の入口を通り過ぎて裏手へ回りましょう。お店の中へ入っても表へ出て裏へ回るよう誘導されます。
 長時間の順番待ちを覚悟しておりましたが、今回は、順番待ちの人数はそれほど多くなく15分ほどで順番が回ってくる見込みだそうです。もちろん初めてですので、うな重を注文しました。うなぎの肝焼きもあるようでしたので1串注文しました。うな重は、1匹入りで2750円、肝焼きは220円と格安の値段設定です。こんなところも人気の理由の様です。

メニュー

うな重、肝焼き

 座席が空き、順番が来たので呼ばれました。国道側の入口より店内に入り少し待つと、直ぐにさきほど注文しておいた、うな重と肝焼きが到着です。うな重は、肝吸いと胡瓜とキャベツの浅漬けが付いています。肝焼きは思っていたより多めに肝が刺さっています。
 鰻は、高知のようなカリッとした焼き方ではありませんが炭火焼と蒸し焼を組み合わせた関東風ではなくタレを何度もつけながら丁寧につけ焼きされた蒲焼きです。ふんわりとしていますが適度な歯ごたえもあって非常に美味しいです。少し多めに乗った脂の乗り方もコクがあって美味しい鰻です。タレは少し甘ガライ濃いめの味付けで少し焦げた香ばしさが絶妙な美味しさです。
 肝焼きは、弾力有る噛み応えと肝の旨味にちょっと焦げが強めの甘ガライたれの塊がとても美味しく、220円の破格の安さからも絶対に注文した方が良いメニューです。どうせなら、そのまま食べるのとうな重に乗せて食べるのと2串注文すればよかった少し後悔しました。

キタナシュラン3つ星

 壁には、芸能人のサインが沢山飾られています。芸能人のサイン色紙はあちこちのお店で見かけます。人気店ではよくある壁風景ですね。
 昔、とんねるずの番組でやっていたキタナシュランのフィギュアと認定証が飾られています。しかも3つ星です。本家ミシュランガイドのミシュランマンのフィギュアは、時折有名店では見かけますが、このキタナシュランマンは初めて見ました。

キタナシュラン

お店の情報

い志ばし
住所:千葉県成田市船形910-1
電話:0476-26-9374
営業時間:11:00~15:30(L.O.15:00)
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)

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