入店の瞬間から胡麻の香りに包まれる浅草名物黒い天丼の名店「天藤」

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浅草寺すぐ近くの天ぷら料理、営業時間に注意

雷門から仲見世通りを浅草寺へ、浅草寺の塀を越えて境内へ入ることなく、塀沿いを浅草寺に向かって左方向へ歩いて3分程度進んだ場所の道路が2つにわかれています。その三角地にこちらのお店はあります。
公式な営業時間は、10時半から通しで17時までの営業となっています。しかし、平日水曜日の昼でしたが、13時半ごろで仕込んでいたネタが無くなってしまったとのことで一時的に仕込みのため、札止めです。入店の際、メニューが置かれていたのれんの下には「準備中」の文字が置かれています。
ガイドブックやグルメサイトなどでは、通し営業と書かれていますので、いつ行っても大丈夫だと安心していると食べそびれることがありそうです。注意が必要です。

店内は、ごま油の香り

店内は15席ほどの小さなお店です。カウンターとテーブル3席ほど、厨房ではご主人が一人で天ぷらを揚げています。店内を見渡すと神棚や招き猫、昔の古いお品書きなど外国人も喜びそうな古い本物の小物類がたくさんあります。
店内は、香ばしいごま油の香りが充満し注文する前から食欲をビシビシ刺激してきます。

天丼2,200円

天丼にするか、かき揚げ天丼にするか、非常に迷いましたが、やはり初めてのお店なので看板商品と思われる「天丼」を注文しました。
海老天2尾、キス天、茄子天、海鮮かき揚げがご飯の上に乗っています。それに味噌汁と香の物で2,200円です。

見た目は悪いがボリューム満点。価格以上の満足感

天丼は、海老の尻尾が外にこぼれてふたが閉まらないほどのボリュームで大迫力です。
カラッと揚がった海老、キスは中身はフンワリ柔らかい食感で甘さ控えめの醤油の効いたタレと衣に吸われたごま油の香りとコクが非常に満足感が高い。
茄子は、ごま油を適度に吸ってしっとりと甘くトロっと柔らかい食感がうまい。
天ぷらの一番下に隠れたかき揚げは、海鮮のかき揚げだ。むきエビ、イカ、小柱とどの材料も旨味の塊で相当な贅沢感が感じられます。
2,200円でこの満足感はホントお得です。
見た目は真っ黒でお世辞にも綺麗とは言えませんが浅草へ来るたびに食べたい。

お店の情報

天藤(てんとう)
住所:東京都台東区浅草1丁目41-1
電話:03-3841-5802
営業時間:10:30~17:00
定休日:月曜日

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