日本神話の超有名神様2柱が祀られる朱色の社殿が美しい「日御碕神社」

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車の移動は、みさきうみねこ海道で

出雲大社をお参りした後、稲佐浜に向かいさらに浜前の交差点を右に折れ県道29号線沿いに車を走らせると20分ほどで日御碕神社に着きます。
この道は「みさきうみねこ海道」の愛称が付いています。途中日御碕神社を見下ろす位置を通りますので車を停めて神社を見下ろすと朱色の社殿が周囲の緑の中に映え何となく竜宮城を思わせます。
日御碕神社前には無料駐車場があり15台程度は駐車することができます。公衆トイレもこの駐車場にはあります。駐車場と神社入口の鳥居付近に観光案内の看板があり神社の由来など簡単な説明が有ります。

朱色のまぶしい境内

 神社に着くと朱色の立派な楼門が目に入ります。手水舎で身を清めた後、階段を上り樓門をくぐります。朱色の鮮やかさと奥に広がる本殿の日沈みの宮が目の前に現れます。右手には神の宮へと続く回廊が見えます。
ここ日御碕神社は、日沈みの宮と呼ばれる境内の下段にある本社と境内の上段にある神の宮があり、日沈みの宮には天照大御神、神の宮には素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。
 日本神話での伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰り左目を洗ったときに生まれたのが天照大御神、鼻を洗ったときに生まれたのが素戔嗚尊だそうで日本神話での超大物2柱の神様が祀られていると聞くだけで相当なご利益を期待してしまいます。ちなみに右目を洗ったときに生まれた月読神を祀っている月読神社もこの近くにあるそうです。

正面の日沈みの宮をはじめとした本殿は1644年の完成だそうです。本殿の軒下にある蛙股(かえるまた)と呼ばれる部分の彫刻が松竹梅や鶴亀、三猿などすべて違う内容が刻まれていて順にむるだけでも楽しいです。

少し高台にある神の宮は、少し小さめで高い場所にあるために全体が見渡せます。この神の宮すぐ隣に「御神砂の碑」があります。
こちら日御碕神社では直接社務所で授与してもらわなければ手に入らない砂のお守りがあるそうです。
こちらの神社でお清めされた砂を地鎮祭で使用していたそうですが昭和40年に群馬の方が手に入れ自分の経営する店舗の地鎮祭に使用したあと交通事故で回復に兆しの無い友人に砂を塗ったところ奇跡的な回復を見せ職場復帰ができたという出来事をきっかけに建立された碑だそうです。この「御神砂守」は数量限定で病気平癒、交通安全、悪霊退散にご利益があるそうでその効果も通常のお守りの1年ではなく一生モノだそうです。
是非とも手に入れたいですね。

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)

住所:出雲市大社町日御碕455
電話:0853-54-5261
御朱印など対応時間:8:30~16:30 参拝はどの時間帯でも可能

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