愛媛県宇和町の杉林に苔の絨毯、大勢が癒しを求めて集まる癒しのカフェ「こけむしろ」
国道から意外と近い
愛媛県の宇和町に苔だらけの庭のあるカフェがあると聞いて行ってきました。事前情報では周囲が山林の様に書かれていましたのですれ違いに注意しながら進むような山間の狭路を30分以上車を走らせるのかなと思っていましたが国道より5分も入る必要のない場所にありカーナビの案内にもう着いたの?と拍子抜けしました。駐車場はこちらのお店の看板のすぐそばに2~3台程度のスペースがありますが土日は全く足りませんのでお店の場所の少し手前のU字型のヘアピンカーブの所に広くなった駐車スペースがありこちらの方は6~8台ほど停めることができますので他の方の車も停まっていると思いますのでお店の前まで行かずに手前で停めて歩いて行かれる方がいいんじゃないかなと思います。
庭というより裏山
苔の庭園は元々段々畑か棚田だった場所に杉を植林し20~30年後に杉林の根元を綺麗に掃除、シダなどの雑草を取り除き整地をして苔を植えた広大な苔の庭が整備されています。
丁度前日まで数日間雨が降っていましたので苔も開いて一面モスグリーンの絨毯の棚田に鬱蒼とした杉林が広がっています。周囲は、独特の幻想的な雰囲気と静かで落ち着いた空間が広がっています。このここでしか感じることのできない雰囲気を求めてたくさんのお客さんが入れ代わり立ち代わりやって来ますが苔の森が広い為幻想的な雰囲気が壊れることもありません。
周囲に溶け込んだ建物で休憩もできる
苔の森の入口にはギャラリー兼喫茶店の建物が建っています。まだ午後3時ごろですが曇り空に加え、杉の木の木陰が広がり周囲は薄暗く鬱蒼とした雰囲気で建物の明かりの煌々と光る様子が印象的です。
入口を入ると右手に喫茶室、左手にギャラリーがあり喫茶室では飲み物と一緒に苔饅頭、シフォンケーキでリラックスすることができます。
景色が絵画のような演出
喫茶室には森側に横長の広い窓があり丁度棚田や段々畑の名残である石垣と杉の木の幹、苔がまるで額縁に入れた絵画のような雰囲気の景色が望めます。
窓のそばの座敷には4名掛けの座卓が2卓置かれておりそちらや、座敷の手前のテーブルでも二人組が3組ほど座れるテーブルでお茶を楽しむことができます。
抹茶とのセットが人気!
メニューは、飲み物が各400円、これに100円で苔饅頭とこの地方の銘菓である唐饅のセットか米個入りのシフォンケーキを付けることができます。
周囲のお客さんを見ると抹茶との組み合わせが人気のようですが、今回はホットコーヒーを注文しました。コーヒーの量が多く急須にいっぱいの量が入ってテーブルに運ばれてきます。およそ、コーヒーカップ2杯分ほどあります。
お店の情報
こけむしろ
住所:愛媛県西予市宇和町信里2099
電話:0894-66-0857
営業時間:10:00~17:00 (1月〜3月は土日祝のみ営業)
定休日:月曜日