日本の秘境を求めて外国人が殺到。高知からでも意外と近い徳島の秘境「祖谷のかずら橋」

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徳島の秘境は、意外と高知からも近い

高知市から高知自動車道を通り大豊インターを煎りた後、約30分ほど国道32号線を徳島方面へ車を走らせると吉野川の造形が非常に美しい大歩危峡に到着します。その大歩危峡に近い土讃線の大歩危駅の前で吉野川を渡り、30分ほど車で入ると祖谷渓谷へ至ります。
駐車場は、かずら橋のすぐそばに特別な時期以外は十分な量が確保されていますが、紅葉シーズンはどこもいっぱいになりやすいので、祖谷渓の観光地の中で、かずら橋の順番を早めに行くなどちょっと時間をずらしていった方がいいと思います。
駐車場に車を停め、かずら橋へ歩くと先ずは、祖谷渓大橋と呼ばれる自動車と歩行車が専用のレーンで通れる橋に着きます。この橋を渡り山側にかずら橋への入口が有ります。

祖谷渓大橋を渡りかずら橋入口へ

祖谷渓大橋を渡る途中には、右手にかずら橋が見えます。歩いて渡り切った場所にかずら橋の入口が有りここから1分ほどの場所に料金所があります。

余りにも小さい子供は、床から抜け落ちる危険が有ります。

通行料金は、大人が550円、子供が350円です。
子供料金は、小学生からで注意書きには幼児は渡ることはできませんと書かれていますが、但し書きで保護者の管理下で渡ることは許可しますとあります。幼児っていうのは、1歳までは乳児ですから1歳以上少額就学までの子供の事だと思いますが、正直言って1~4歳ぐらいの子供は、かずら橋の床と言うかはしご状になった通路の木の間から下の川に転落する危険性が有ると思います。小さい子供を抱っこしたりして渡っている人を見かけますが、見てるだけでも危なっかしいです。

距離は短いが、大方の予想以上の恐怖感

かずら橋は、外から見た目以上にスリルが有ります。河原までの高さが非常に高いのと床のはしご状になった木の間が想像以上に広く(20㎝~25㎝ぐらい?)大人が踏み外しても抜けることはないでしょうけど下の河原が丸見えでおまけにゆらゆらと揺れるもんだから手すりを掴んでやっと前に進む人が多いです。しかも、この手すりの部分は固定されていませんのでくにゃくにゃ動くもんだからあんまりあてにすることもできません。しがみ付いて渡っている人がほとんどで、手を放して渡る人は10人に1人いるかどうかの少数派です。高いところが怖い方は、かなり恐怖の体験ができますので550円の価値はあると思います。

近くには琵琶の滝

かずら橋を渡った場所から茶店のある道を50mほど川上に歩くと琵琶の滝があります。四国の山間部には平家の落人伝説が至る所にありこの地方にもあり、その平家の落人が古都をしのんで琵琶を弾き慰めあったという場所だそうです。

祖谷のかずら橋

住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
営業時間:4月~7月20日:7時~18時30分
     7月21日~8月:6時30分~19時
     9月:7時~18時30分
     10月~11月:7時~17時30分
     12月~2月12日:8時~17時
     2月13日~3月:8時~18時
定休日:なし
公共交通機関では、 JR大歩危駅より四国交通バス(かずら橋又は久保行き)→かずら橋バス停下車→徒歩5分
自家用車は、国道32号線大歩危より県道45号線(西祖谷山山城線)を通り道なりに約30分

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